保育経営理念

 一人ひとりの子どもたちに生命(いのち)の尊さを
―自然との対話・実体験・造形活動・手作り保育― 


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 念願の幼児完全給食実施から1年が経過しました。小さな小さなお弁当箱に、ご飯粒が縦に並んでいるの?と思うくらいの量しか食べられなかった子どもたちも、みんなと一緒に炊きたてのご飯を食べるようになり、少食を心配しないといけない子どもがいなくなってきたように思います。保育園のおいしい給食から、離乳食、アレルギー対応、食の文化、みんなと食べる食事のおいしさ、楽しさはもちろんのこと『食べることは生きること』生命のつながりを伝えていかなければと思います。

 昭和51年7月 京都市の資材置き場だった土地に60名定員の保育所が誕生しました。公設民営の京都市西院保育所です。その当時は、『ポストの数ほど保育所を!』というスローガンが声高に叫ばれ、働く女性の社会進出が目覚ましい勢いで増えていった時代でした。が、保育所の社会的評価はまだまだ低く、働く職員の評価も同じように低く見られ、保育士ではなく『保母』さんと呼ばれていました。職員配置基準は、0歳児6:1でした。そんな過酷ともいえる環境の中にあっても、だからこそ、保育士は専門職なのだという自負のもと、働くお母さんが安心して子どもを預けられるように応援しよう、そのためには様々な専門的知識を身につけなければと、職員みんなが切磋琢磨していたように思います。経営理念の柱である『一人ひとりの子どもたちに 生命の尊さを』をいかに伝えていくべきかを常に念頭に置き、実践に向かうその思いは、今も脈々と受け継がれ、これからも受け継がれていくことと思います。なぜならば、平成30年4月施行の保育所保育指針にあっても、今まで何回も繰り返し行われてきた保育指針の改定においても、西院保育園の経営理念『一人ひとりの子どもたちに 命の尊さを』は、ぶれることがないからです。







 今回の保育所保育指針の改定で、乳児保育がいかに大切であるかが文章で示されていますし、保育所と幼稚園には同じ教育機能があることを位置づけています。開園以来大事にしている乳児保育や子ども主体の遊びが、その後にもつながる重要な学び、つまり「教育」として位置づけられ「遊びが学び」の教育を行う専門性が求められています。今回の改訂で「造形活動」という言葉は、「表現」という言葉に置き換えられました。このことは、「遊びが学び」であり。「豊かな感性と表現」は、日々の保育の営みの全てが造形活動であり、全ての年齢に置いて、感性を育てるための保育活動であると言えるのではないでしょうか。身近な自然に触れ、実体験を通して感性を育てる保育が、指針として示された事に安堵の感と社会的責任を感じます。
 子どもは、周囲に働きかけ、さまざまな実体験を通して学んでいく自発的な存在です。一人ひとりの子どもたちの育ちや発達を見つめ、子供の気持ちに寄り添い、言葉にならない言葉に耳を傾け、何気ない行動や表面化されない「気持ち」や「心の動き」を読み取ることができる保育者(職員)集団でありたいと思います。


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  2018.5.6更新